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石川県の設計・製造業で、すでにAIを使う社員に合わせた生成AI研修:「我流」を1→10に育てる方法

2 時間前
読了時間: 6分
左に0→1ではなく1→10と書かれた研修ポスター、右に教室で講師が受講者に説明し、笑顔で学ぶ生成AI研修の場面


「社内でAIを使っている人はいるけれど、使い方がバラバラ」


「研修を入れたいが、初心者と経験者が混ざっていて内容を決めにくい」


「AIを使ってはいるのに、業務が変わった実感がない」



こんなことで悩んでいませんか?


株式会社できる(石川県金沢市)は、理念経営・組織開発の外部参謀|レゴ®シリアスプレイ®と幸動力コーチングで、理念を現場の行動に変える組織づくりを支援しています。代表の杉本嵩龍は、生成AI活用研修の講師も務めています。


この記事でわかること:

社員のAI活用レベルに差がある会社で、生成AI研修をどう設計すれば「なんとなく使う」が「業務で意図的に使える」に変わるのか。




石川県の設計・製造関連企業で生成AI研修を始めたら、受講者はすでにAIを使っていた


先日、石川県内の設計・製造関連企業で、受講者15名・1日3時間×5日間の生成AI研修を担当しました。


使用した生成AIは主にClaudeです。


事前の想定は、比較的初級者向け。ところが研修が始まると、教室の様子は少し違いました。


  • すでにClaudeを日常業務で使っている人がいる

  • 自分なりの使い方を持っている人もいる

  • 一方で「使ってはいるが、なぜそう使うのかは曖昧」という人もいる


完全な初心者ではないけれど、使いこなしているとも言い切れない。


そんな方が想像以上に多かったのです。


では、このとき講師として何を判断したのか。次にお話しします。




生成AI研修のカリキュラムを途中で変えた理由


結論から言うと、初期のカリキュラムのまま進めると、物足りない研修になると判断したからです。


予定どおり進めれば、すでに使っている人にとっては「知っていることの確認」で終わってしまう。

かといって一気にレベルを上げれば、初めての方が置いていかれます。


初心者に合わせすぎれば、経験者が退屈する。経験者に合わせすぎれば、初心者が取り残される。


その間をどう設計するかが、講師の仕事だと改めて感じました。

そこで研修の重心そのものを移すことにしたのです。




0→1ではなく1→10へ|我流のAI活用を業務で使える力に変える研修設計


「生成AIを初めて使う」0→1の研修ではなく、「なんとなく・我流で使う」状態から「業務で意図的に使える」状態へ進む1→10の研修に切り替えました。


5日間の生成AI研修で扱った内容


  • DAY1:生成AIを知る・安全に使う

  • DAY2:指示の出し方、プロンプト、文章・対応文の作成

  • DAY3:壁打ち、引継書、FAQ、資料づくり

  • DAY4:Excel、PowerPoint、プロジェクト、Skill

  • DAY5:チャット・プロジェクト・Skill・スケジュールを整理し、仕事への組み込み方を考える


テーマ自体は大きく変えていません。変えたのは深さと問いかけです。

機能を覚えるだけでなく、「自分の仕事のどこをAIに任せ、どこを人が確認・判断するか」まで一人ひとりに考えてもらいました。



受講者の反応を見ながら深めたテーマ


毎回の反応・理解度・進み具合を見て、次回の内容を調整しました。


壁打ちでは「答えを出させる」より「考えを整理する相手」としての使い方を。


Excel・PowerPointでは、出てきたものを人がどう確認して仕上げるかまで扱いました。


特に厚くしたのがプロジェクトとSkillです。同じ説明を毎回くり返さなくてよい仕組みづくりは、すでにAIを使っている方ほど反応がよく、自分の業務に引き寄せた声が多く出ました。



受講者の声とアンケート結果


研修後アンケート(受講者15名、有効回答15名)では、「大変役に立った」60.0%・「役に立った」40.0%、理解度は「大変深まった」40.0%・「深まった」60.0%でした。「業務に役立てることができる」と答えた方は73.3%です。



自由記述では、こんな声をいただきました。


  • 我流でやっていたことを、理論立てて対応できるようになった

  • なんとなく使っていた部分が、内部構造を知ることで解像度が上がった

  • プロジェクトとSkillで、検図の時間を短くできそう

  • 手間のかかる作業に、Skillを作ってみようと前向きになれた


そして一番うれしかったのが、「参加者の理解度に合わせて内容を濃くしてくれたのがありがたかった」という声です。完全未経験者向けのまま進んでいたら、もどかしく感じていたと思う、とも書かれていました。




生成AI研修の講師に必要なのは「教える力」と同じくらい「観る力」


今回の研修で改めて学んだのは、講師は「教える人」であると同時に「観る人」でもあるということです。


受講者が今どこにいて、何につまずき、何にワクワクしているのか。


そこを見極めないまま用意したものを届けても、現場の行動にはつながりにくい。


私は44歳で家業の会社を整理した経験があります。


あのとき痛感したのは、「計画どおり進めること」と「目の前の現実を見ること」は、同じではないということでした。


研修の場でも、それは変わりません。


生成AIはツールも、使う人の状態も、速いスピードで変わります。


だからこそ研修自体も、受講者に合わせてアップデートし続けることが大切だと考えています。




よくある質問(FAQ)


社員のAIスキルにばらつきがある場合、生成AI研修はどう進めればいいですか?


受講者が「今どこにいるか」を見ながら、テーマは共通にして深さと問いかけを変える方法がおすすめです。

経験者には仕組みや理由を、初めての方には自分の業務で一度試す体験を用意すると、同じ場でそれぞれが次の一歩を踏み出しやすくなります。



すでにChatGPTやClaudeを使っている社員にも、生成AI研修は意味がありますか?


はい、意味があると考えています。

我流で使っている状態から、「なぜそう使うのか」を理解して業務に組み込む段階へ進めるからです。今回の研修でも、経験者から「理論立てて使えるようになった」という声が多く寄せられました。



石川県・北陸で、自社に合わせた生成AI研修を依頼できますか?


はい、株式会社できるでは石川・富山・福井を中心に、全国で研修のご相談を承っています。

決まったパッケージをそのまま提供するのではなく、受講される方の状況をお聞きしたうえで内容を設計します。




最後まで読んでくださったあなたへ


ここまで読んでいただき、ありがとうございます。もし今、


  • 社内のAI活用が、一部の人の我流で止まっている

  • 研修をしても、現場の行動が変わった実感がない

  • 自社に合う研修の形が、まだ見えていない


そんな感覚が少しでもあるなら、それは変化のタイミングが近づいているサインかもしれません。

まずは軽く話すだけで大丈夫です。無理な勧誘や売り込みは一切ありません。「話してみて、違うと思ったらそれでOK」です。



👉 生成AI研修・社員研修のご相談はこちら https://www.dekiru-jp.com/toiawase


👉 レゴ®シリアスプレイ®体験会に参加する https://www.dekiru-jp.com/lego-serious-play-taiken


👉 公式サイト|株式会社できる https://www.dekiru-jp.com


O Sole Mio! いつも心に太陽を!


【著者プロフィール】

幸動力コーチ 杉本 嵩龍(すぎもと たかたつ)

株式会社できる 代表取締役(石川県金沢市)。

「人と組織が幸せに働き続ける未来をデザインする」をミッションに、脳科学(RAS®)・レゴ®シリアスプレイ®・コーチングを組み合わせた、対話と体感を重視した支援を行っています。生成AI活用研修やポリテクセンターでの生産性向上支援訓練の講師も務めています。延べ200社・4,000名以上の経営者・管理職・チームと向き合ってきました。44歳での会社整理という挫折と、ゼロからの再出発を経験したからこそ、経営者の孤独や、決断し続ける苦しさに、きれいごとなく寄り添えます。大切にしている言葉は「信成万事」。現在は金沢市の山間部で、ヤギと猫に囲まれながら暮らしています。

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