福井県の中小企業管理職が「板挟み」から抜け出すために:地方特化型管理職研修の特徴と活かし方とは?

「部下にも経営者にも気を遣って、自分の本音はどこにも出せない」
「現場の仕事を抱えたまま管理職になり、育成まで手が回らない」
「研修を受けても、翌週には元のやり方に戻っている」
こんなことで悩んでいませんか?
この記事では、福井県の中小企業の管理職が「板挟み」から抜け出すために、地方特化型管理職研修がなぜ役立つのか、そして研修を現場に根づかせる活かし方をお伝えします。
株式会社できる(石川県金沢市)代表の杉本嵩龍です。
理念経営・組織開発の外部参謀|レゴ®シリアスプレイ®と幸動力コーチングで、理念を現場の行動に変える組織づくりを支援しています。石川・富山・福井の北陸3県を中心に、延べ200社・4,000名以上の経営者・管理職・チームと向き合ってきました。
地方特化型管理職研修とは?福井県の中小企業にこそ必要な理由
地方特化型管理職研修とは、地域の産業構造や職場の人間関係、企業規模に合わせて設計された管理職向けの研修です。
大企業向けの一般的なマネジメント研修をそのまま持ち込むのではなく、「この地域の、この規模の会社で、明日からどう動くか」に焦点を当てます。
福井県の管理職は「兼務」が当たり前
福井県は、繊維・眼鏡・機械・化学など、ものづくりの中小企業が地域経済を支えています。
社長輩出率が長年全国トップクラスといわれる土地柄でもあり、身近に「経営者」が多い県です。
その分、管理職の多くはプレイングマネージャー。
自分の現場業務をこなしながら、部下の育成、品質、納期、そして経営者の想いを現場に伝える役割まで担っています。「管理職の教科書」どおりに時間を使える人は、ほとんどいないのが実情です。
だからこそ、理論を学ぶだけの研修ではなく、限られた時間の中で「何を手放し、何を任せるか」を一緒に考える研修が求められます。では、福井県の職場ならではの難しさとは何でしょうか。
福井県の企業文化と管理職の悩み:「家族的な職場」ゆえの難しさ
福井県や石川県など北陸の中小企業には、家族的で温かい職場が多くあります。
長く勤める社員が多く、お互いをよく知っている。これは大きな強みです。
一方で、管理職研修の現場ではこんな声もよく聞きます。
付き合いが長いからこそ、年上の部下に言いにくい
「言わなくてもわかるだろう」で、大事なことが伝わっていない
波風を立てたくなくて、問題を先送りしてしまう
家族的な職場ほど、本音の対話が生まれにくい。
これが、北陸の管理職が抱えやすい見えない壁です。
実は私自身、繊維加工会社の3代目として22年間経営に携わり、44歳で会社整理という決断をしました。
振り返ると、社員とは長い付き合いだったのに、本当に聞くべき声を聞けていなかった。
その痛みがあるからこそ、「本音で話せる場」の大切さを身にしみて感じています。
この壁を越えるために、管理職研修で身につけたい力を3つに整理してみます。
福井県の管理職研修で身につけたい3つの力
信頼して「任せる」力
私は研修で、信用と信頼を分けて考えてみてくださいとお伝えしています。
信用は、過去の実績を見て信じられるかどうか。
信頼は、未来を見て信じられるかどうか。
信頼の上にふわっと「期待」を乗せるだけでは、「うまくいったらいいな」で終わります。
信頼の上に「任せる」をしっかり組み付けると、「一緒に賭けに勝ちに行く」関係に変わります。
私が会社員として再出発したとき、当時の社長は、社内で誰も形にできなかった展示会ブースの設計やブランディングを任せてくれました。
失敗もしましたが、次々と新しい課題を渡してくれた。
任されたことで、人は育つ。これは私の実体験です。
部下の本音を引き出す対話力
「何でも言ってね」と声をかけても、本音はなかなか出てきません。
必要なのは、話しやすい「場」と「聴く姿勢」です。
レゴ®シリアスプレイ®を活用した研修では、言葉にしにくい想いをブロックで形にしてから語ります。
手を動かしながら考えるので、年齢や役職に関係なく、全員が同じ目線で話せるようになります。
理念を現場の言葉にする力
経営理念が額縁に入ったままになっている会社は少なくありません。
管理職は、理念を「現場の行動」に翻訳する役割を担っています。
私はどの研修でも「働くとは、はたが楽になること」とお伝えしています。
はた=隣の同僚、次工程、協力会社、お客様。理念を難しく語るより、「今日の仕事で誰を楽にできたか」を問いかけるほうが、現場には届きやすいものです。
とはいえ、研修で学んだことも、使わなければ忘れてしまいます。
次は、研修効果を現場に根づかせる工夫を見ていきましょう。

研修効果を現場に根づかせる活かし方(福井県の中小企業向け)
福井県や石川県の中小企業で、研修の効果が続いている会社には共通点があります。
研修前に「何を変えたいか」を経営者と管理職ですり合わせている
研修後に、学んだことをチームに話す場をつくっている
小さな行動計画を立て、月1回程度で振り返っている
経営者自身も研修の意図を理解し、管理職を後押ししている
特に大切なのは最後の点です。
管理職だけが変わろうとしても、経営者の関わり方が変わらなければ、また板挟みに戻ってしまいます。
管理職研修は、実は経営者と管理職の関係を見直すきっかけでもあるのです。
事例・お客様の声
福井県内の製造業(従業員数約300名)では、入社10年目以内の若手リーダー15名を対象に、1日(6時間)かけた生産性向上研修を実施しました。
「働く意味」や「企業の理念をスタートとしたものづくり現場における成果とは何か」を深掘りするテーマのもと、レゴ®シリアスプレイ®を活用して各自が日頃の仕事の価値や理念とのつながりを立体モデルで表現・共有しました。
単なる作業効率化の視点にとどまらず、「自分の工程が後工程や最終的なお客様の笑顔にどうつながっているか」を構造的に理解できたことで、現場での自律的な改善行動や部署間での連携意識が大きく高まる成果につながりました。
「思っていた以上に対話ができており、出席者の表情にも笑顔が多く見られました。
設問の捉え方や表現に各自の特色・特性が現れることを実感でき、まとめ役として活躍するメンバーも複数見られました。今回の参加者の中から、将来のリーダーが生まれることを期待しています。」(製造業・研修担当者)
よくある質問
地方特化型管理職研修とは何ですか?
地域の産業や職場文化、企業規模に合わせて設計した管理職向けの研修です。
福井県や北陸の中小企業では、兼務の多さや家族的な人間関係を前提に、現場ですぐ使える内容を重視します。
福井県の小規模な会社でも管理職研修の効果はありますか?
はい、少人数だからこそ一人ひとりの変化が組織全体に伝わりやすい面があります。
管理職1〜2名から、経営者を交えた少人数での実施にも対応しています。
レゴ®シリアスプレイ®を活用した管理職研修は福井県でも受けられますか?
受けられます。
株式会社できるは石川県金沢市を拠点に、石川・富山・福井の北陸3県を中心に全国で対応しています。まずは体験会で雰囲気を確かめていただくこともできます。
最後まで読んでくださったあなたへ
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
もし今、
人や組織のことで、ひとりで抱えている悩みがある
頑張っているのに、どこか空回りしている感じがする
「このままでいいのか」と、ふと立ち止まりたくなる瞬間がある
そんな感覚が少しでもあるなら、
それは変化のタイミングが近づいているサインかもしれません。
完璧な管理職なんて、どこにもいません。私自身、迷いながら、失敗しながら、ここまで来ました。大事なのは、ひとりで抱え込まないこと。信成万事。信じて動くところから、道は開けていきます。
まずは軽く話すだけで大丈夫です。
無理な勧誘や売り込みは一切ありません。
「話してみて、違うと思ったらそれでOK」です。
👉 レゴ®シリアスプレイ®を活用した管理職研修とは?内容・事例を見る
👉 レゴ®シリアスプレイ®体験会に参加する
お問い合わせはこちら
O Sole Mio! いつも心に太陽を!
【著者プロフィール】
幸動力コーチ 杉本 嵩龍(すぎもと たかたつ)
株式会社できる(石川県金沢市)代表取締役。
「人と組織が幸せに働き続ける未来をデザインする」をミッションに、脳科学(RAS®)・レゴ®シリアスプレイ®・コーチングを組み合わせた、対話と体感を重視した支援を行っています。
延べ200社・4,000名以上の経営者・管理職・チームと向き合ってきました。
44歳での会社整理という挫折と、ゼロからの再出発を経験したからこそ、経営者の孤独や、決断し続ける苦しさに、きれいごとなく寄り添えます。
現在は金沢市の山間部で、ヤギと猫に囲まれながら暮らしています。



コメント