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新入社員のSNS情報漏洩は『個人の問題』じゃない|入社初日に組織がやるべき3つの設計|石川県・北陸の経営者へ

  • 6月21日
  • 読了時間: 6分
レゴ風のオフィスで、困った表情の若手社員がスマホを見せ、後ろに年配の上司が立つ。下部に「新人社員のSNS漏洩は『個人の問題』じゃない」の大きな文字。

こんな不安はありませんか?


- 「うちの新入社員が、知らないうちにSNSに何か投稿していないか不安だ」


- 「『鍵アカウントだから大丈夫』と言われたが、本当にそれで安全なのか分からない」


- 「入社研修でSNSの話は一応している。でも、本当に伝わっている気がしない」



2026年4月、有名企業の新入社員がSNSで機密情報を投稿してしまう事件が立て続けに起きました。


報道では「若者の承認欲求」「世代の問題」として語られがちですが、本当にそれだけが原因なのでしょうか。


この記事では、最新の調査データをもとに「SNS情報漏洩は個人の問題ではなく、組織設計の問題」だという視点を、石川県・北陸の中小企業の経営者・人事担当者向けに整理してお伝えします。



SNS情報漏洩を「個人の問題」では片付けられない理由


2026年4月初旬、日本テレビ系列の制作会社の新入社員がInstagramに入館証や制作現場のシフト表を投稿し、ほぼ同時期に大手電機メーカーの新卒社員が機密保持誓約書をSNSに投稿する事件が立て続けに起きました。


SNS上では「最近の若者は」「世代の感覚がおかしい」という議論が広がりましたが、私はその論調に強い違和感を覚えています。


セキュリティ事業者のエルテス社が2026年3月に発表した調査では、仕事や職場の情報をSNSに投稿したことがあるビジネスパーソンは43.3%にのぼります。


一方で、所属企業でSNS利用に関する研修を受けた人はわずか22.7%。つまり、約8割は入社時に組織的な指導を一切受けていないということです。


若者だけが問題なのではありません。


「会社が教えていない」「前提を共有していない」ことが構造的に起きている、というのが私の見立てです。


金沢市の中小企業でも、同じ構造のリスクが今この瞬間に進行している可能性があります。




入社初日に組織がやるべき3つの設計


経営者・人事として大切だと感じる設計は、次の3つです。


1. 「やってはいけない例」を具体的に伝える


「機密情報を投稿しないように」と言うだけでは、新入社員は「自分が映った自撮りの背景にPCモニターや書類が写り込むこと」が漏洩にあたるとは認識できません。


先述のエルテス調査でも、漏洩内容として最多だったのは「資料やPC画面が写り込んだ写真」で45.4%でした。


抽象的なルール提示ではなく、自社で起こり得るシナリオを5〜6個、具体的に示すこと。これが第一歩です。




2. 「鍵アカウントなら安全」の錯覚を解く対話


クローズドアカウントでも、スクリーンショットされれば数時間で拡散します。この「錯覚」を一方的に説明しても、新卒社員にはなかなか響きません。


ここで効くのが、双方向の対話です。


レゴ®シリアスプレイ®を活用したワークショップでは、新入社員が「自分の発信」と「会社の信用」の関係を、手でブロックを動かしながら考える時間を持つことができます。


説明されるのではなく自分で気づく——この順番が、その後の行動を大きく変えます。




3. 「Why(なぜ守るのか)」を語る場をつくる


「ルールだから守れ」では人は動きません。


「なぜこの会社は情報を大切にするのか」「お客様や取引先との信頼がどう築かれてきたのか」を、経営者自身の言葉で語る場が必要です。


弊社の幸動力コーチングでは、Why(なぜ)→ How(どうやって)→ What(何を)の順で物事を組み立てるアプローチを採用しています。SNS研修も同じです。Whatのルールから始めるのではなく、Whyから始めること。それが「会社員としての判断軸」を新入社員の内側に育てます。




北陸の中小企業こそ「対話」で守れる組織になれる


大企業のように厳格な監視システムや専任のリスク管理担当者を置くことは、北陸の中小企業ではなかなか現実的ではありません。


しかし、私は北陸の中小企業こそ「対話」で組織を守れると考えています。


なぜなら、距離が近いからです。経営者と新入社員が直接話せる、社員同士の顔が見える——これは大企業にはない強みです。


年1回のSNS研修ではなく、入社初日の半日を経営者と若手が向き合う対話の時間にする。それだけで、漏洩リスクは大きく下がります。


株式会社できるでは、石川県・富山県・福井県の中小企業向けに、レゴ®シリアスプレイ®を活用した新入社員向けのオンボーディングセッションをご提供しています。


「会社の前提を、自分の言葉で語れる新入社員」を育てる仕組みです。




よくあるご質問


Q1. うちは数人規模の会社ですが、それでもSNS研修は必要ですか?


むしろ、数人規模だからこそ必要です。

社員1人の発信で会社の信用が揺らぐ影響度は、中小企業の方がずっと大きいからです。1件の炎上が、地域での評判や取引先との関係に直結します。



Q2. 既存社員にも同じ研修をやるべきですか?


はい、強くおすすめします。

エルテス調査では、研修を受けた群と受けていない群でリスク認識の不正解率に2倍以上の開きが出ています。新入社員だけでなく全社員が対象です。



Q3. レゴ®シリアスプレイ®って、SNS研修にも使えるのですか?


使えます。

むしろ、抽象的なテーマほど「手で考える」効果が高まります。レゴ®シリアスプレイ®を活用したワークショップでは、参加者が「自分の発信行動」を立体的に振り返ることができ、説明では伝わらない実感が残ります。



最後まで読んでくださったあなたへ


ここまで読んでいただき、ありがとうございます。

もし今、


- 人や組織のことで、ひとりで抱えている悩みがある

- 頑張っているのに、どこか空回りしている感じがする

- 「このままでいいのか」と、ふと立ち止まりたくなる瞬間がある


そんな感覚が少しでもあるなら、

それは変化のタイミングが近づいているサインかもしれません。


まずは軽く話すだけで大丈夫です。

無理な勧誘や売り込みは一切ありません。

「話してみて、違うと思ったらそれでOK」です。





👉 レゴ®シリアスプレイ®を活用した研修とは?費用・事例を見る https://www.dekiru-jp.com/lsp 


👉 レゴ®シリアスプレイ®体験会に参加する https://www.dekiru-jp.com/lego-serious-play-taiken 


👉 公式サイト|株式会社できる http://dekiru-jp.com


O Sole Mio! いつも心に太陽を!



【著者プロフィール】

幸動力コーチ 杉本 嵩龍(すぎもと たかたつ)

株式会社できる 代表取締役。

「人と組織が幸せに働き続ける未来をデザインする」をミッションに、

脳科学(RAS®)・レゴ®シリアスプレイ®・コーチングを組み合わせた

対話と体感を重視した支援を行っています。

延べ200社・4,000名以上の経営者・管理職・チームと向き合ってきました。

44歳での会社整理という挫折と、ゼロからの再出発を経験したからこそ、

経営者の孤独や、決断し続ける苦しさに、きれいごとなく寄り添えます。

現在は金沢市山間部・牧山町でヤギと猫に囲まれながら暮らしています。


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