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「うちの社員は無口で…」は本当か?ものづくりとレゴ®シリアスプレイ®が これほど相性がいい理由

  • 6 時間前
  • 読了時間: 7分
ものづくり レゴ®シリアスプレイ®


こんなことで悩んでいませんか?


「研修をしても、いつも同じ人しか発言しない。現場の社員は無口で…」

「技術や経験はあるのに、言葉で伝えるのが苦手なメンバーが多い」

「部署を超えた対話をしたいのに、なかなか本音が出てこない」


この記事では、ものづくりの現場でレゴ®シリアスプレイ®メソッドを活用した研修がなぜ機能するのか、その理由と実際に起きた変化をお伝えします。「言葉が得意でない人ほど、変わる」——その現実を、北陸・石川県での実践経験からお伝えします。




「手を動かして考える」が当たり前の文化だから、入りやすい


製造業の現場で働く人たちは、毎日「設計図を読む」「工程を考える」「部品を組み立てる」という手と頭を同時に使う仕事をしています。

研修の場に来て突然「あなたの考えを話してください」と言われても、戸惑うのは当然です。

言語化が苦手なのではなく、その入り口が合っていないだけです。


レゴ®シリアスプレイ®メソッドを活用したワークショップは、「まず、ブロックで形にしてみてください」という問いかけから始まります。


言語化の前に"形にする"という工程があります。

設計や組み立てを日常とするものづくりの人たちにとって、これは驚くほど自然な入り口になります。


手が動き始めると、頭も動き出します。

形ができると、自然に言葉が生まれてきます。

この流れは、ものづくりの現場の文化そのものと重なっているのです。


次のセクションでは、なぜ「作品を介すること」が本音を引き出すのかをお伝えします。




作品を介すると、本音が安全に出てくる


一般的な研修や会議では、「誰が発言したか」が重要になりがちです。

立場や役職が上の人の意見が通りやすく、若手や現場の社員は遠慮してしまいます。

これは日本の製造業の現場に、特に根強くある構造です。


レゴ®シリアスプレイ®メソッドを活用したワークショップでは、この力学が変わります。

テーブルの上に並ぶのは、それぞれが作ったブロックの「作品」です。

参加者は自分ではなく、「この作品が意味していること」を語ります。


これが心理的安全性を生む、決定的な違いです。


「この形が、今の職場の状態を表しています」という語り口は、「私はこう思います」という直接的な自己主張より、はるかに話しやすいのです。

批判されるのは「自分」ではなく「作品」だという距離感が、無口なメンバーの口を開かせます。


静岡県のポリテクセンターで実施した自動車部品・金属加工メーカーの研修では、「無口で大人しいメンバーが多い」という事前情報があったにもかかわらず、ワーク後に担当者からこんな言葉が届きました。


自分の思いをしっかり言葉にできていたと聞き、嬉しく思いました」(担当者)


研修後のアンケートでは、参加者の100%が「研修が役立つ」と回答。

87.5%が「業務に活かせる」と答えています。

「無口な現場」という前提が、ひっくり返った瞬間でした。


ポリテク レゴ®シリアスプレイ®


「全体俯瞰」の視点が生まれる——ものづくり特有の効果


ものづくりの現場で特に効果が高いのが、「全体俯瞰」の視点を育てられる点です。


自分の持ち場だけを見ていると、他の工程や部署との連携が見えにくくなります。

「あの部署が何をしているか、よくわからない」「自分の仕事が会社全体のどこに繋がっているか、実感がない」——これは多くの製造業の現場に共通する悩みです。


レゴ®シリアスプレイ®メソッドを活用した研修では、自分の仕事の流れ・課題・理想の状態をブロックで形にしたうえで、それをグループで共有し「全体の地図」をつくります。

「言葉にしようとすると難しいけれど、形にしたら見えてきた」——この体験が、部署間の壁を越えた対話を生み出します。




実際に何が変わったのか?製造業での事例


コマツ協力会社 T工業所の場合


コマツの協力会社として長年ものづくりに携わってきたT工業所では、社長のトップダウン体質により、リーダーたちの本音が出にくい状況が続いていました。


6時間のレゴ®シリアスプレイ®メソッドを活用したワークショップで、個人の価値観・会社への思い・理想の組織像を形にしていく中で、これまで向き合ってこなかった視点に初めて触れることができました。


「実は離職を考えていたリーダー2人が、今回のワークショップをきっかけに前向きに考え始めた」(担当者)


「辞めたい」という気持ちは、誰にも言えないまま胸の中に溜まっていました。

作品を通じて語ることで、初めてその重みを外に出すことができた——そのことが、現場に留まる理由を見つけるきっかけになったのだと思っています。



老舗 醤油味噌製造会社の場合


創業から長い歴史を持つ醤油味噌製造会社では、部署間の対話が少なく、社員それぞれの本音が見えにくい状態が続いていました。

3時間のワークショップをきっかけに普段対話しない部署を超えた場が生まれ、社長からはこんな言葉が届きました。


「社員の本音が垣間見えた」(社長)


その後、研修を継続実施したこの会社は、新規販路開拓・海外展開によって業績を130%アップさせています。対話の文化が、ビジネスの成果に直結した事例です。




ものづくりの本質と、レゴ®シリアスプレイ®が目指すもの


私は44歳で会社整理を経験し、ゼロから再出発しました。

そのとき強く感じたことがあります。

技術や知識は、言葉で伝えるだけでは人に届かない。

感じさせて、気づかせて、初めて人は動き出す。


ものづくりの本質は「考え、つくり、改善し続けること」です。

レゴ®シリアスプレイ®メソッドが目指すのも、同じプロセスです——「つくる」「語る」「聴き合う」「うごきだす」。

この流れがなぜ製造業の現場にこれほど自然に馴染むのか。

それは、ものづくりを生きてきた人たちが、この流れをすでに体の中に持っているからだと、私は思っています。


北陸・石川県を中心に、製造業・建設業・福祉の現場で延べ200社・4,000名以上と向き合ってきた経験から、はっきり言えます。

「うちの社員は無口だから研修は難しい」というのは、まだレゴ®シリアスプレイ®メソッドと出会っていないだけです。




よくある質問(FAQ)


Q1. 製造業の現場社員はレゴ®シリアスプレイ®を活用した研修に抵抗はありませんか?


むしろ逆です。言葉での表現が苦手な方ほど、「手を動かして形にする」というアプローチに自然に入ってもらいやすい傾向があります。

ブロックを手にした瞬間から場の雰囲気が変わる——これは多くの現場で共通して起きていることです。

「レゴで遊ぶのでは?」という最初の戸惑いも、ワークが始まれば自然に消えていきます。



Q2. ポリテクセンターの研修としてレゴ®シリアスプレイ®を活用した研修は利用できますか?


はい。ポリテクセンター(職業能力開発促進センター)の生産性向上支援訓練は、企業側の費用負担を抑えながらオーダーメイド型の研修を実施できる公的制度です。

株式会社できるは、この訓練における講師として登録・実績があります。詳しくはお問い合わせください。



Q3. 1回の研修でどれくらい変化しますか?


標準的には6時間(1日)から実施しています。

1回のワークショップでも、「普段言えなかった本音が出た」「あの人がこんなことを考えていたとは知らなかった」という変化は必ず起きます。

ただし、組織の文化を変えるためには継続的な関わりが大切です。まず1回体験していただき、その後のステップをご一緒に考えることもできます。




最後まで読んでくださったあなたへ


ここまで読んでいただき、ありがとうございます。もし今、


  • 人や組織のことで、ひとりで抱えている悩みがある

  • 頑張っているのに、どこか空回りしている感じがする

  • 「このままでいいのか」と、ふと立ち止まりたくなる瞬間がある


そんな感覚が少しでもあるなら、それは変化のタイミングが近づいているサインかもしれません。


まずは軽く話すだけで大丈夫です。

無理な勧誘や売り込みは一切ありません。「話してみて、違うと思ったらそれでOK」です。



「研修に踏み切るのは早いかもしれない」そう感じる判断力こそが、経営者の本質だと思います。

まず話を聞いてみる——その一歩が、現場を変えるきっかけになることがあります。




👉 公式サイト|株式会社できる


👉 レゴ®シリアスプレイ®体験会に参加する


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著者プロフィール

幸動力コーチ 杉本 嵩龍(すぎもと たかたつ)

株式会社できる 代表取締役。

「人と組織が幸せに働き続ける未来をデザインする」をミッションに、脳科学(RAS®)・レゴ®シリアスプレイ®・コーチングを組み合わせた対話と体感を重視した支援を行っています。延べ200社・4,000名以上の経営者・管理職・チームと向き合ってきました。44歳での会社整理という挫折と、ゼロからの再出発を経験したからこそ、経営者の孤独や、決断し続ける苦しさに、きれいごとなく寄り添えます。現在は金沢市山間部・牧山町でヤギと猫に囲まれながら暮らしています。



レゴ®シリアスプレイ®

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