業務改善研修が「机上の空論」で終わらないための体験型アプローチ:ムダ・ムリ・ムラをレゴ®シリアスプレイ®で可視化する方法
- 3 分前
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こんなことで悩んでいませんか?
「業務改善研修を毎年やっているが、現場の行動がほとんど変わらない」
「QCDや5Sの知識は教えられるが、社員が自分の仕事に引き寄せて考えてくれない」
「部署間で課題認識がバラバラで、改善活動がなかなか前に進まない」
この記事では、業務改善研修が「知識の習得」で終わり、「現場での行動変容」につながらない理由と、レゴ®シリアスプレイ®メソッドと教材を活用した体験型アプローチによってその壁をどう乗り越えるかをお伝えします。
石川県・北陸の製造業・建設業での実践事例とともに、具体的な研修設計のイメージを持っていただける内容です。
なぜ業務改善研修は現場で活かされないのか
業務改善研修が現場行動につながらない理由は、大きく3つあります。
① 知識として「理解した」が、自分の現場として「腹落ち」していない
QCD(品質・コスト・納期)・5S・ムダ取りの概念は、講義を聴けば理解できます。
しかし「理解した」と「自分の仕事でやってみよう」の間には、大きな溝があります。
受講者が研修テーマを「自分の職場・役割・課題」として実感できていなければ、いくら知識を詰め込んでも行動には変わりません。
② ムダや課題が「言葉」にはなるが、「見える形」になっていない
製造現場のボトルネック・工程間の待ち時間・部署をまたぐ情報の滞留——これらは頭の中にはあっても、言語化すると漠然としがちです。
問題を立体的に「見える形」にすることで、初めて全員が同じ絵を見ながら議論できます。言葉だけでは「言っている人によって課題の捉え方が違う」という状況が続きます。
③ 改善アイデアが出ても「誰が、いつ、何をするか」まで落とし込まれない
グループワークで活発な意見が出ても、研修が終わった途端にその熱量が消えてしまう——これは「行動宣言」のプロセスがないことが原因です。
気づきを「明日から自分は何をするか」という具体的な一歩に変換する場が設計されていないと、研修は「良い体験をした記憶」で終わります。
レゴ®シリアスプレイ®を活用した業務改善研修が変える3つのこと
① 仕事の流れを「立体的に見える化」する
レゴ®シリアスプレイ®メソッドを活用したワークショップでは、受講者が自分の仕事の流れ・工程・他部署とのつながりをブロックで立体的に表現します。「この赤いブロックが、今うちの部署でいちばん詰まっているところです」という語りが自然に生まれます。言葉だけの議論では出てこない「本音の課題」が、形として現れてくるのです。
特に製造業では、QCD(品質・コスト・納期)・5S・改善活動といったテーマを「自分の現場の具体的な問題」として表現することができます。ブロックで工程を並べると、普段は見えていなかったムダや滞りが、テーブルの上に形として出てきます。
② 部署間の「認識のズレ」が一度で解消される
製造現場でよく起きるのが、「部署によって課題の見え方がまったく違う」という問題です。
営業は「納期が遅い」と言い、製造は「仕様変更が多すぎる」と言い、品質管理は「検査工程に問題がある」と言う。
それぞれが正しいのですが、全体として何を優先すべきかの共通認識が生まれない。
レゴ®シリアスプレイ®メソッドを活用した演習では、各部署のメンバーがそれぞれ自分の持ち場をブロックで表現し、それをつなぎ合わせて「全体の地図」をつくります。
全員の目の前に同じ全体像が現れた瞬間、「ああ、あの部署はそういう問題を抱えていたのか」という相互理解が一気に進みます。
③ 「明日からの改善行動」まで一貫して設計できる
レゴ®シリアスプレイ®メソッドを活用した研修では、ワークの最後に必ず「行動宣言」のプロセスを設けます。
「私は明日から、〇〇の工程でこの改善を試みます」という宣言を、全員の前でする。
この一手間が、研修後の現場行動を劇的に変えます。
気づきが「宣言」に変わると、実行率が上がります。

実際に何が変わったのか?現場からの事例
東海プロテック株式会社(静岡県・自動車部品・金属加工)
ポリテクセンター静岡の生産性向上支援訓練として実施した6時間の研修。
対象は若手〜中堅社員。
事前情報は「無口で大人しいメンバーが多い」でした。
ものづくり全体の流れ・自分の役割・部門間のつながりをレゴブロックで表現するワークを行ったところ、参加者に大きな変化が起きました。
「自分の持ち場だけで考えていたのに、ものづくり全体が見えてきた」
「他の部署がこんな課題を抱えているとは知らなかった」
「共有することで、ムダを減らせると感じた」
「自分の思いをしっかり言葉にできていたと聞き、嬉しく思いました。ものづくりの本質を考えるきっかけになった」(担当者)
研修後のアンケートでは、研修が役立つと回答した割合が100%、業務に活かせると回答した割合が87.5%。「机上の空論」で終わらなかった具体的な数字です。
竹中工務店協力業者会「竹和会・若竹会」(建設業・50社超)
建設業の現場では、「人を育てる・ベテランから若手への技術伝承・自社組織の問題をあぶり出す」というテーマでレゴ®シリアスプレイ®メソッドを活用した研修を実施。
50社超の参加企業に対し、現場のムダや人間関係の課題を「形」にする演習を行いました。
「作品を観て話すことで、相手の根幹を知ったり、知らない自分に気づいた。人の意見がこんなに違うものかと思った」(参加者)
50社を超える多様な企業の参加者が、それぞれの現場の課題を共有することで、業界全体での改善意識が高まった事例です。建設業でも製造業と同様に、言葉にしにくい現場の本音を「形」にするアプローチが有効に機能することが確認されています。
老舗 醤油味噌製造会社(食品製造業)
部署間の対話が少なく、社員それぞれの本音が見えにくい状態が続いていた老舗の食品製造会社。3時間のレゴ®シリアスプレイ®メソッドを活用したワークショップを実施した後、部署を超えた対話が生まれ始めました。
「社員の本音が垣間見えた」(社長)
この会社では定期的な継続実施に発展し、その後の新規販路開拓・海外展開により業績が130%アップ。業務改善と組織の対話の質が連動して、ビジネスの成果に直結した事例です。
どんな業務改善コースと組み合わせられるのか
レゴ®シリアスプレイ®メソッドを活用した演習が特に効果を発揮する業務改善テーマを整理します。
ムダを発見するための業務プロセスの見える化
業務の流れ・滞り・重複・属人化を立体的に表現できます。部門間の認識ズレが目に見え、改善の優先順位が明確になります。
ものづくりの仕事のしくみと生産性向上
工程全体・各部門の役割・QCD・5S・改善活動を「ものづくり」として体験的に理解できます。初任層・若手が自分の仕事と全体のつながりを実感する場になります。
生産現場の問題解決・生産性分析
ムダ・ムリ・ムラ、現場課題、改善案を形にできます。現場の問題を自分たちで発見し、改善提案につなげる力が育ちます。数値・理論だけでなく、自職場の改善視点が高まります。
成果を上げる業務改善
現場の困りごと・ムダ・理想の業務状態を可視化できます。改善が机上論で終わらず、明日からの小さな改善行動に落とし込めます。
よくある質問(FAQ)
Q1. 業務改善の専門知識がない社員でも参加できますか?
はい、むしろそのような社員にこそ効果的です。
レゴ®シリアスプレイ®メソッドを活用したワークショップでは、業務改善の専門用語を知らなくても、「自分の仕事の流れ」をブロックで表現することから始めます。
言葉より先に「形」にするプロセスがあるため、理論が苦手な方でも自然に参加できます。現場で日々仕事をしている方が、一番リアルな課題を持っています。
Q2. 1回の研修でどれくらい変化しますか?
標準的には6時間(1日)程度の研修で、「自分の現場の課題が見えた」「他部署の状況が初めてわかった」「明日からやることが具体的になった」という変化が起きます。
ただし、組織全体の業務改善文化をつくるには継続的な取り組みが必要です。1回体験した上で、継続設計についてご相談いただくことも可能です。
Q3. 北陸・石川県以外の企業でも対応できますか?
はい、対応しています。株式会社できるは石川県・北陸を中心に活動していますが、全国各地での研修実績があります。
オンラインでの事前打ち合わせを経て、現地での研修実施も対応しています。まずはお気軽にお問い合わせください。
最後まで読んでくださったあなたへ
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。もし今、
人や組織のことで、ひとりで抱えている悩みがある
頑張っているのに、どこか空回りしている感じがする
「このままでいいのか」と、ふと立ち止まりたくなる瞬間がある
そんな感覚が少しでもあるなら、それは変化のタイミングが近づいているサインかもしれません。
まずは軽く話すだけで大丈夫です。
無理な勧誘や売り込みは一切ありません。「話してみて、違うと思ったらそれでOK」です。
ムダ・ムリ・ムラが「言葉」ではなく「形」で見えると、部門間の共通認識が一気に生まれます。
まず一度、体験してみてください。百聞は一見にしかずです。
👉 公式サイト|株式会社できる
👉 レゴ®シリアスプレイ®体験会に参加する
O Sole Mio! いつも心に太陽を!
著者プロフィール
幸動力コーチ 杉本 嵩龍(すぎもと たかたつ)
株式会社できる 代表取締役。
「人と組織が幸せに働き続ける未来をデザインする」をミッションに、脳科学(RAS®)・レゴ®シリアスプレイ®・コーチングを組み合わせた対話と体感を重視した支援を行っています。延べ200社・4,000名以上の経営者・管理職・チームと向き合ってきました。44歳での会社整理という挫折と、ゼロからの再出発を経験したからこそ、経営者の孤独や、決断し続ける苦しさに、きれいごとなく寄り添えます。現在は金沢市山間部・牧山町でヤギと猫に囲まれながら暮らしています。



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