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「人が育たない」悩みを解決するためのワークショップの実例

  • 4月17日
  • 読了時間: 6分

更新日:2 日前


「いい人ばかりなのに、バラバラ」——石川県メーカーのリアル


相談のきっかけ


石川県内で醤油・味噌の製造販売を手がける老舗メーカーの社長(社員70名)から、ご相談をいただいたのは、ある秋のことでした。


「社員はほんとうにいい人たちなんです。でも、チームとしての一体感がどうしても薄くて……」

社長の言葉には、誇りと、もどかしさが混じっていました。


見えていたこと、見えていなかったこと


会社の中をよく見てみると、こんな状態が続いていました。


  • 製造・営業・総務が、同じ会社にいながら「別のチーム」のように動いている

  • 意思決定はトップダウンが中心で、現場から改善案がほとんど出てこない

  • 部署をまたぐ会話がなく、情報が社長のもとにしか集まらない


その結果、「改善のアイデアが出ない」「連携が弱い」「組織として動いていない」という三重苦が続いていたのです。


こうした状態を「スキル不足」「マネジメント不足」と捉えがちですが、本質はもっとシンプルなところにありました。


課題の本質は「対話不足」だった


人的資本経営とは、“人の価値を引き出し、利益につなげる経営”です。


スキルや制度を整えることも大切ですが、その前提にあるのは「社員が自分の想いを言葉にできる組織かどうか」という問いです。


多くの経営者が、組織の問題をスキルやルールで解決しようとします。研修を増やす、評価制度を整える、マニュアルをつくる——。


もちろん、それらが必要な場面もあります。でも今回のケースで本当に足りていなかったのは、


「自分の言葉で、本音を話す場」


でした。


人は「話し合い」の場では、無意識に「正しいことを言おう」「失敗しないようにしよう」と守りに入ります。特に日本の組織ではその傾向が顕著です。


北陸の企業は、誠実で真面目な方が多い分、「余計なことを言わない」文化が根付きやすい面もあります。それ自体は美点ですが、変化が求められる局面では、むしろ対話の壁になることがあります。


レゴ®シリアスプレイ®が引き出した「言葉にならなかった本音」


ワークショップの概要


そこで株式会社できる.では、レゴ®シリアスプレイ®を活用した3時間の体験型ワークショップを提案しました。


レゴ®シリアスプレイ®は、レゴ®ブロックを手を動かしながら「自分の考え」「仕事への想い」「会社の未来」を形にしていくプロセスです。

話すのが苦手な人でも、手が先に動く。

そのため、会議では出てこない「本音」が自然に現れやすくなります。


話し合いでは出てこなかった本音が、手を動かすことで自然に出てきたのです。


当日、起きたこと


ワークショップが始まって30分。

ある製造部のベテラン社員が、こんな作品をつくりました。


「これが今の自分です。外からは安定して見えるけど、内側はバラバラなんです」


社長は、その瞬間を振り返ってこう語ってくれました。


「あの言葉を聞いて、はじめて気がつきました。社員がそんな気持ちを抱えていたなんて、まったく知らなかった」


言葉にならなかったものが、形になった。形になったものが、対話を生んだ。

これがレゴ®シリアスプレイ®のメソッドの力です。


ワークショップ後に起きた「静かな変化」


3時間のワークショップが終わった翌週から、会社の空気が少しずつ変わりはじめました。


変化① 部署を越えた会話が生まれた


それまでほとんどなかった「製造×営業の雑談」が、自然に起きるようになりました。

ランチの話題が、少しずつ仕事の改善案につながっていったのです。


変化② 現場からアイデアが出てきた


「こうすれば、もっと効率が上がるのでは」「お客さんにこんな提案ができそう」——

ワークショップ前にはほぼゼロだったボトムアップの声が、月に数件届くようになりました。


変化③ 社員が主体的に動きはじめた


管理職から「最近、自分で考えて動く社員が増えた」という声が上がるようになりました。

指示を待つのではなく、自ら課題を見つけて動く姿勢が生まれてきたのです。


その後の展開——売上130%、海外展開へ


組織の空気が変わると、事業の可能性も変わってきました。

社員からの提案をきっかけに新しい販路の開拓が進み、さらには海外展開の議論も社内で生まれるようになりました。


その結果、ワークショップ実施から約1年後——


売上が前年比130%に向上。


さらに、売上だけでなく粗利率も改善し、利益がしっかり残る体質へと変わっていきました。


「あの3時間が、会社を変えたと思っています」と社長は話してくれました。


「社員の本音が垣間見えました。あれがなければ、私はまだ気づいていなかったと思います」


人が変わることで、利益構造が変わる。

これが、体感型の対話支援が持つ本当の力だと、私たちは信じています。



よくあるご質問(FAQ)


Q1. 「うちの社員は堅いタイプが多いので、レゴは合わないかも」と思っているのですが……


実は、レゴ®シリアスプレイ®を活用した研修が最も効果を発揮するのは、「言葉で表現するのが得意でない」「真面目すぎて本音を言えない」タイプの方々です。

北陸の企業様でも、製造業・建設業・福祉・医療などの現場スタッフを中心に、多くの方がワークショップ後に「こんなに話せると思わなかった」とおっしゃいます。


Q2. 3時間だけで、本当に変わりますか?


「3時間で劇的に変わる」とは言いません。ただ、多くの場合「初めて本音が出た」「あの人がこんなことを考えていたとは知らなかった」という体験が、変化の起点になります。

体験後のフォローアップ(コーチングや継続セッション)を組み合わせると、さらに深い変容が起きやすくなります。


Q3. 対応エリアはどこですか?出張費はかかりますか?


石川・富山・福井を中心に、北陸全域に対応しています。

金沢市内および近郊は出張費無料でご対応できる場合がほとんどです。

北陸以外の地域からのご依頼も、ぜひご相談ください(交通費実費をいただく場合があります)。まずはオンラインでの無料相談からどうぞ。


最後まで読んでくださったあなたへ


ここまで読んでいただき、ありがとうございます。


もし今、

  • 人や組織のことで、ひとりで抱えている悩みがある

  • 頑張っているのに、どこか空回りしている感じがする

  • 「このままでいいのか」と、ふと立ち止まりたくなる瞬間がある


そんな感覚が少しでもあるなら、それは変化のタイミングが近づいているサインかもしれません。


まずは軽く話すだけで大丈夫です。無理な勧誘や売り込みは一切ありません。「話してみて、違うと思ったらそれでOK」です。


もし御社でも、「人はいいのにチームにならない」と感じていれば、一度整理してみませんか?


30分で、御社の組織課題を言語化します。


👇 まずはこちらからお気軽にご相談ください


👉 公式LINE(無料・個別相談/体験セッション)https://lin.ee/CvhPNban

👉 公式サイト|株式会社できるhttp://dekiru-jp.com

👉 レゴ®シリアスプレイ®体験会に参加するhttps://www.dekiru-jp.com/lego-serious-play-taiken


O Sole Mio! いつも心に太陽を!


【著者プロフィール】


幸動力コーチ 杉本 嵩龍(すぎもと たかたつ)

株式会社できる 代表取締役。「人と組織が幸せに働き続ける未来をデザインする」をミッションに、脳科学(RAS®)・レゴ®シリアスプレイ®・コーチングを組み合わせた対話と体感を重視した支援を行っています。延べ200社・4,000名以上の経営者・管理職・チームと向き合ってきました。44歳での会社整理という挫折と、ゼロからの再出発を経験したからこそ、経営者の孤独や、決断し続ける苦しさに、きれいごとなく寄り添えます。現在は金沢市山間部・牧山町でヤギと猫に囲まれながら暮らしています。

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