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石川県の中小企業経営者へ──「空を見る人」と「地を見る人」が揃ったとき、組織は動き出す

  • 3 分前
  • 読了時間: 7分



「ビジョンを語っても、現場がなかなか動いてくれない」と感じていませんか?


「理念を伝えているつもりなのに、社員に温度差がある気がする」と悩んでいませんか?


「ひとりで決断し続ける毎日の中で、自分の方向性が正しいのかわからなくなる」ことはありませんか?


この記事では、世界最大級の宇宙企業・SpaceXの事例を入り口に、経営に必要な「2つの視点」と、それを組織の中にどう活かすかをお伝えします。


石川県・北陸の中小企業に向き合ってきた実践から、あなたの会社でも今日から使えるヒントをお届けします。



SpaceXが証明した「ビジョンと実行」の黄金比


2002年、イーロン・マスクは「民間ロケットを作って火星へ行く」という、誰もが笑った夢を語り始めました。


宇宙航空業界の専門家たちが「頭がおかしくなった」と嘲笑う中、一人の女性がそのチームへの参加を決意します。


グウィン・ショットウェル。

現SpaceXのCOOです。


「この男は天才か、本当に狂っているかのどちらかだ」

 ——彼女はマスクへの第一印象をそう語っています。それでも彼女は、彼の「空を見る目」を信じ、自分の「地を踏みしめる力」でそれを支えることを選びました。



マスクが「空を見る人」なら、グウィンは「地を見る人」


マスクは有人宇宙飛行・火星移住という壮大なビジョンを掲げ、不可能に見えるタスクを次々と投げかけるリーダーです。


「プロセスは見ない、結果だけよこせ」というスタイルで、チームを極限のプレッシャーへと引き込みます。


一方、グウィンはロケットの製造から販売まで、夢を現実に変える「はしご」をかけ続けました。


マスクのビジョンを具体的なタスクに分解し、エンジニアが動ける形に落とし込む。

NASAや五角大楼との交渉を担い、資金を引き出す。まさに「地を見る人」の役割を担ってきたのです。


マスク自身が公に語っています。「グウィンがいなければ、SpaceXはとっくに破産していた」と。


偉大な経営者ほど、自分だけでは限界があることを知っています。


「空を見る視点」と「地を見る視点」——この2つが揃ったとき、夢は現実の組織へと変わっていくのです。



「ひとりで抱える経営」がなぜ行き詰まるのか


私は44歳のとき、家業の会社整理という決断をしました。


22年間経営に携わりながら、最終的にゼロから再出発することになった。あのとき痛感したのは、「空を見ることに夢中になりすぎて、足元を見る視点が抜けていた」ということでした。



経営者の「孤独な決断」が組織を止める


石川県・北陸の中小企業経営者の方と向き合ってきて、繰り返し見てきたパターンがあります。


  • ビジョンや理念は経営者の頭の中に鮮明にある

  • しかし、それを現場の言葉に「翻訳」する人がいない

  • 結果、社員は「何を頑張ればいいか」がわからず、熱量が空回りする


これは、経営者の能力や熱意の問題ではありません。


「空を見る視点」だけで走り続けると、どんなに優秀なリーダーでも、いつか必ず「地との乖離」が生まれてくるのです。


SpaceXも、3回の打ち上げ失敗・資金枯渇・社員離脱という危機を経験しています。


マスクのビジョンだけでは壊れていた組織を、グウィンの「地を見る力」が支えました。同じことは、規模が違っても中小企業の現場でも起きています。



「空を見る視点」と「地を見る視点」を組織に取り込む3つの方法


では、北陸・石川県の中小企業が「2つの視点」を組織の中に育てるには、どうすればいいのか。


私が200社・4,000名以上の支援を通じて実践してきた方法をお伝えします。



① まず、自分がどちらの視点を持っているかを知る


経営者がビジョン型(空を見る)か実行型(地を見る)かを知ることが、最初の一歩です。


どちらが優れているわけではありません。


自分の強みと弱みを正直に見つめ、「何を誰に補ってもらうか」を設計することが、組織づくりの起点になります。


レゴ®シリアスプレイ®のワークショップでは、言葉では見えにくい自分の思考パターンを立体的に「見える化」していきます。


経営者自身が自分の視点のクセに気づくことで、チームへの伝え方も変わってきます。



② 「翻訳者」の役割を組織に置く


グウィンのように、経営者のビジョンを現場の言語に変換できる人材が、組織には欠かせません。


管理職がこの「翻訳者」の役割を担えるかどうかが、理念浸透の成否を左右します。


石川県・北陸の製造業や福祉施設でよく見られるのは、「経営者の想いはある、でも管理職がどう伝えたらいいか迷っている」というケースです。


管理職育成は、翻訳力を磨くことでもあります。



③ 対話の場を「定期的に」つくる


空を見る人と地を見る人が、それぞれ孤独に走り続けても組織は変わりません。


定期的に「今、どこを見ているか」を話し合う対話の場が必要です。


わもん(聴く技術)をベースとした対話セッションやコーチングでは、経営者が「正解を出す場」ではなく「視点を揃える場」を体験できます。


金沢を中心に北陸全域でこの実践を重ねてきた中で、対話の質が変わることで、組織の行動が変わることを何度も見てきました。



「2つの視点」が揃ったとき、組織はどう変わったか


北陸のある製造業の経営者は、こう語ってくれました。


「社長(私)が夢を語るのは得意なんですが、現場には届いていなかった。レゴ®シリアスプレイ®のワークショップを経て、管理職が自分の言葉で理念を話せるようになりました。それからです、現場の雰囲気が変わってきたのは。売上だけじゃなく、みんなの顔が明るくなった。それが一番の変化です。」


ビジョンを語るだけでは組織は動きません。


それを現場の言葉に変える「翻訳者」と、翻訳を可能にする「対話の文化」が揃って初めて、理念が血肉になっていきます。



よくある質問


Q. 中小企業でも「グウィンのような右腕」を育てることはできますか?


A. できます。ただし、最初から「右腕を探す」のではなく、対話の積み重ねの中から自然と育っていくケースがほとんどです。管理職育成とコーチングを組み合わせた支援の中で、「気づいたら翻訳者になっていた」という管理職が北陸でも生まれています。大切なのは、経営者自身が「ひとりで抱えない」と決めることです。



Q. 石川県・北陸でレゴ®シリアスプレイ®の研修を受けることはできますか?


A. はい。株式会社できるは北陸No.1のレゴ®シリアスプレイ®認定ファシリテーターとして、石川・富山・福井を中心に企業研修・チームビルディング・管理職育成に対応しています。1社から対応可能です。まずはお気軽にご相談ください。



Q. 「空を見るビジョン」がない経営者はどうすればいいですか?


A. ビジョンは「生まれつきある」ものではなく、対話と内省の中から言語化されていくものです。幸動力コーチングでは、経営者が自分の中にある想いや価値観を「掘り起こす」プロセスを丁寧にサポートしています。「ビジョンがない」のではなく、まだ言葉になっていないだけかもしれません。



最後まで読んでくださったあなたへ


ここまで読んでいただき、ありがとうございます。

もし今、


  • 人や組織のことで、ひとりで抱えている悩みがある

  • 頑張っているのに、どこか空回りしている感じがする

  • 「このままでいいのか」と、ふと立ち止まりたくなる瞬間がある


そんな感覚が少しでもあるなら、それは変化のタイミングが近づいているサインかもしれません。


まずは軽く話すだけで大丈夫です。

無理な勧誘や売り込みは一切ありません。

「話してみて、違うと思ったらそれでOK」です。





👉 公式サイト|株式会社できる


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O Sole Mio! いつも心に太陽を!



【著者プロフィール】

幸動力コーチ 杉本 嵩龍(すぎもと たかたつ)

株式会社できる 代表取締役。


「人と組織が幸せに働き続ける未来をデザインする」をミッションに、脳科学(RAS®)・レゴ®シリアスプレイ®・コーチングを組み合わせた対話と体感を重視した支援を行っています。

延べ200社・4,000名以上の経営者・管理職・チームと向き合ってきました。

44歳での会社整理という挫折と、ゼロからの再出発を経験したからこそ、経営者の孤独や、決断し続ける苦しさに、きれいごとなく寄り添えます。

現在は金沢市山間部でヤギと猫に囲まれながら暮らしています。

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