製造業向けLSP研修|参加者アンケートで“講師評価オール5”をいただきました
- 嵩龍 杉本

- 2 日前
- 読了時間: 5分
先日、静岡県静岡市清水区の金属加工メーカー様にて実施した レゴ®シリアスプレイ®(LSP)研修の 参加者アンケート結果 が届きました。
今回の研修では、入社1〜8年目のメンバーが参加し、 “ものづくり生産性 × 人事生産性(やりがい・協働)” をテーマに対話を深めました。
その中で、講師評価が全項目オール5(最高評価) という非常に高い結果をいただきましたので、ご紹介します。
■ 1. 研修全体の満足度:100%が「役に立った」と回答
Q「本日の訓練は役に立ちましたか?」という問いでは、
5(とても役に立った)…38.5%
4(役に立った)…61.5%
3以下 …0%
と、全員が満足(4または5) と回答しました。
初めてのメンバーも多かった中で、この評価はとても励みになります。
■ 2. 「説明のわかりやすさ」は100%がポジティブ回答
Q「訓練内容のわかりやすさ」では、
大変わかりやすい:38.5%
わかりやすい:61.5%
わかりにくい:0%
という結果で、こちらも 100%が肯定的評価 となりました。
専門用語を使いすぎず、 製造現場の経験年数が異なるメンバーにも伝わる言葉を意識した点が、結果として評価されたと感じています。
■ 3. 講師評価:全項目「5」=満点評価
アンケートにある「講師の項目評価」では、 全参加者が 全項目で“5(最高評価)” をつけてくださっていました。
評価項目は以下の通りです:
言葉づかいは丁寧だったか
講師の態度は適切だったか
信頼できる講師だったか
説明はわかりやすかったか
進め方は適切だったか
安心して参加できたか
これらすべてが満点という結果は、講師として大きな励みでした。
とくに今回は、無口な方・大人しい方が多く、また外国人も2名参加していたため、 安心して話せる場づくりを何よりも大切にしました。
■ 4. 研修で身についたこと(複数回答)
この設問では、とくに次の項目が大きく評価されていました。
他者との協働の大切さ(100%)
生産性向上に関する考え方(61.5%)
自ら考え行動することの大切さ(61.5%)
LSPを通して、 “黙って作業する現場” から “つながり合う現場” へと 意識が変化していく様子がよく伝わる結果です。
■ 5. 参加者からの主な感想
参加者のコメントでは、
普段話さない仲間と考えを共有できてよかった
他工程とのつながりを実感できた
自分の仕事の意味を再確認できた
話しやすく、安心できる場だった
など、“関係性の変化” に関する声が多く寄せられました。
さらに担当者様からは、
「無口で大人しいメンバーが多かったのですが、 自分の思いをしっかり言葉にできていたと聞き、嬉しく思いました」
とのコメントもいただきました。
■ 6. 講師としての総括
今回のアンケート結果では、講師評価が全項目で「5(最高評価)」となり、 参加者全員が 安心して参加し、本音で語れた場になっていた ことが確認できました。
研修中とアンケートから特に顕著だったのは、 普段は控えめな方々が「自分の思いや意図」を自然に語り始め、 仕事の意味や改善のアイデアを積極的に共有していた点です。
これは、若手離職や定着率に課題を抱える企業にとって、非常に重要な兆しです。
なぜなら、離職の根本原因は 「仕事の意味が見えない」「仲間とのつながりを感じられない」「相談しにくい」 という“心理的な要因”が大きな割合を占めているからです。
今回のLSP研修では、
仲間同士の理解が深まり、相談しやすい関係性が生まれる
自分の業務が誰を助けているのか(=はたらく意味)が明確になる
改善を自分ごととして捉えられるようになる
といった変化が短時間で起こりました。
これらはすべて、 離職率低下・若手の定着・現場の生産性向上につながる“経営的な成果” です。
また、LSPは指示ではなく対話を基軸とするため、 OJTだけでは育ちにくい 「主体性」「自律性」「協働力」 を自然に引き出す構造になっています。
そのため、人事担当者が最も悩みやすい
「若手が自分で考えない」
「教えてもすぐにやめてしまう」
「部署間の壁が厚い」
といった課題に対して、高い再現性を持って機能します。
今回の結果を通じ、 ものづくり生産性 × 人事生産性(定着・やりがい・関係性)を同時に高められる研修 として、導入メリットを再認識いたしました。
企業の文化を柔らかくし、 若手が定着し、 現場が前向きに動き出すための“起点”として、 今後も価値ある場をご提供できれば幸いです。
■ 7. 製造業での研修をご検討中の皆さまへ
製造業の現場では、
若手の離職防止
現場のコミュニケーション不足
生産性向上やムダの削減
自ら考え行動する人材の育成
といった課題が複合的に絡み合い、 「どこから手をつければ良いのか分からない」というお声を多く伺います。
今回の研修で見られたように、 レゴ®シリアスプレイ®(LSP)を活用した対話型研修は、 これらの課題を同時に扱いながら、 現場の力を引き出す“実践的な解決アプローチ” になります。
LSPは、経験年数や役職、国籍に関係なく、 誰もが発言しやすい「心理的に安全な場」をつくり、 本音の対話と相互理解を短時間で生み出します。
そのため、若手が働く意味を再認識し、 ベテランとの関係性が改善され、 チームとしての主体性・協働力が自然と高まります。
製造業の文化や工程の特性に合わせて、 完全オーダーメイドでプログラムを設計いたしますので、 自社の課題に合わせた最適な形で導入いただけます。
現場を良くしたい、 若手が育つ風土をつくりたい、 生産性と人の成長を両立したい―― そう感じておられる企業様は、ぜひ一度ご相談ください。





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