あなたの仕事はなぜ存在するのか?:「はたが楽になる」が実現する、チーム最強のモチベーション
- 嵩龍 杉本
- 11 分前
- 読了時間: 6分

はたが楽:「疲れる労働」から脱却へ。事務職でも営業でも、全社員が今日から実践できる働く意味の最高の見つけ方。
■杉本が大切にする「働く」の真の意味
「人と組織が幸せに働き続ける未来をデザインする」株式会社できるの杉本です。
杉本は、皆様の「仕事と人生の充実」こそが、持続可能な企業成長の源泉だと考えています。
「どうすれば、社員の皆様が心からやりがいを感じ、いきいきと働けるか」この問いを探求する中で、私たちは「働く」という言葉に隠された本質的な意味に立ち戻る必要性を感じました。毎日一生懸命働いているのに、仕事のやりがいや働く意味を見失っていませんか?
もしそうなら、一度立ち止まってみてください。私たちが着目した言葉の真実とは。
それは、「働く」とは、「傍(はた)が楽(らく)になる」ということ。
この記事では、この古くから伝わる解釈を通じて、あなたの仕事がどれほど価値あるもので、周囲に貢献しているかを再定義していきます。この考えが、皆様のモチベーションと自己肯定感を高め、より良いチームワークを生み出す鍵となります。
「働く」の語源:心に響く、もう一つの解釈とは?
「働く(はたらく)」の語源については諸説ありますが、古くから心に響く解釈として伝わっているのが、「傍(はた)を楽(らく)にする」という説です。では、「傍(はた)」とは一体誰のことでしょうか?
社内の仲間:同僚、上司、部下、他の部署のメンバー
社外の人々:お客様、クライアント、取引先
その他:あなたの家族や、地域社会
つまり、「働く」とは、あなたの行動や成果によって、誰か(傍:はた)の負担を減らし、悩みを取り除き、笑顔を生み出し、楽にすることそのものなのです。
生活のためだけでなく、「傍の誰か」を幸せにするために私たちは働いています。この定義を知るだけで、日々の業務に対する見方が大きく変わるはずです。
■「はたが楽になる」仕事の具体例とは?
あなたの職種や役職に関わらず、すべての仕事が「はたが楽になる」ことに繋がっています。
ご自身の仕事と照らし合わせてみてください。
●事務職・サポート部門の方は?
請求書処理、データ入力、資料の整理。一見地味に見えるこれらの作業は、営業担当者や管理職が本来注力すべき業務に集中できる(傍が楽になる)時間を作り出しています。あなたの正確で丁寧な仕事は、会社全体の効率を支える土台です。
●製造・技術職の方は?
製品の品質管理や、一つひとつの部品を丁寧に作る作業は、最終的に製品を手にするお客様の生活を便利にし、安心をもたらす(傍が楽になる)ことに直結しています。あなたのこだわりが、お客様の満足度を形作っています。
●営業・接客職の方は?
丁寧なヒアリングと最適な提案は、クライアントの抱える課題を解決し、事業をスムーズにする(傍が楽になる)大きな手助けです。あなたの努力が、クライアント企業の成長を後押ししています。
いかがでしょうか?今日、あなたの仕事で「楽になった傍」は誰でしょうか?すべての仕事には、必ず「誰かを楽にする」という役割が込められています。
■「傍が楽になる」と「自分も楽になる」仕組みとは?
「はたが楽になる」を意識して働くと、実は自分自身も楽になり、豊かになるという好循環が生まれます。
1. 自己肯定感とモチベーションの向上
誰かの役に立っている、必要とされていると実感できることは、自己肯定感を強く高めます。この確かな感覚が、外からの評価に依存しない仕事へのモチベーションを生み出します。
2. チームワークと信頼関係の強化「
お互いを楽にする」という意識は、組織内のメンバーがお互いに感謝し合い、協力し合う姿勢を育みます。これはチームワークを強化し、職場の信頼関係をより強固にします。
3. 充実した「働く」へのパラダイムシフト
あなたの仕事で傍が楽になる→ 感謝や評価があなた自身に戻ってくる →仕事が楽しくなり、さらに良い仕事ができる。これは、疲弊する『労働』から、充実した『働く』へと、あなたの『働く意味』が根っこからひっくり返るような変化(パラダイムシフト)なのです。
そしてあなたの行動が、ポジティブなエネルギーとなって会社全体〜社会に広がっていくのです。
■ 【今日からできること】「楽」を意識した働き方とは?
「はたが楽になる」という考え方を日々の仕事に取り入れるための、簡単なアクションを3つご紹介します。
仕事の「最終的な受益者(はた)」を具体的に想像する。
例:「この資料作成は、課長のプレゼン準備の負担を減らすためだ」
例:「この迅速な問い合わせ対応は、お客様の不安を解消するためだ」
感謝の気持ちを伝える一言を添える。
「この対応で〇〇さんの負担が減ると嬉しいです」と、あなたの意図を伝える。
小さな改善や工夫で、誰かの手間を省くことを意識する。
資料に要点を追記する、共有フォルダを少し整理するなど、ワンランク上の気配りを心がける。
■まとめ:あなたの仕事は、社会を照らす光になる
「働く」とは、ただ生活費を稼ぐことではありません。
それは、「はたが楽になる」という最高の社会貢献であり、その結果として自己成長と自己実現を果たす手段です。
あなたの今日一日一つひとつの作業は、目の前の誰かを幸せにし、会社全体、そして社会を明るく照らしています。
その確かな仕事のやりがいと働く意味を胸に、明日もいきいきと、そして楽に働きましょう。
■終わりに:「働く」を変える一歩を、組織全体で踏み出すために
「働くとは「はたが楽になる」」という核となる考え方は、個人のモチベーションと自己肯定感を高めるだけでなく、組織全体のチームワークと生産性を飛躍的に向上させる力を持っています。
しかし、この意識を全社員で共有し、仕組みとして定着させるには、体系的なアプローチが必要です。
株式会社できるは、この「傍を楽にする」という価値観を核に、
社員一人ひとりの仕事のやりがいを再定義する研修プログラム
部署間の連携をスムーズにし、組織全体の「楽」を実現するコンサルティング
を提供しています。
この記事で感じた”「働く」へのポジティブな変化”を、一過性のもので終わらせず、会社全体の成長エンジンにしたいとお考えの経営者様、人事ご担当者様へ。
あなたの組織の「傍」を楽にし、社員全員がいきいきと輝く未来のために、ぜひ一度、株式会社できるにご相談ください。
「はたが楽になる」組織づくりの具体的なステップについて、私たちと一緒に考えていきましょう。
いつも心に太陽を!
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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