「やさしさ」は甘えではない。成果を最大化する『やさしいチーム』の戦略的価値とは?
- 嵩龍 杉本

- 2 日前
- 読了時間: 6分

幸動力コーチの杉本です。
リーダーのあなたは、日々の業務の中でこんなことを思うことはないですか?
「厳しくしないと、人は動かないのではないか?」
「やさしいチームなんて、ただのぬるま湯ではないか?」
日々、数字と責任という重圧の中で戦う経営者やリーダーのあなたほど、こうした葛藤を抱えているのではないでしょうか。孤独(Lonely)な決断を繰り返す中で、チームに「厳しさ」を求めてしまうのは、あなたが真剣に未来を考えている証拠です。
しかし、幸動力コーチの杉本 がお伝えするのは、「やさしさこそが、最強の戦略である」という考え方です。
ここで言う「やさしいチーム」とは、甘えや妥協が許される場ではありません。
互いの『Who(本質)』を理解し、深い信頼関係(心理的安全性)によって結ばれた、「折れないしなやかさ」を持つチームのことです。
今回は、なぜ今、組織に「やさしさ」が必要なのか。そしてそれが、いかにして企業の利益と成長に直結するのかを、幸動力コーチ杉本の提唱する『幸動力』の視点から紐解いていきます。
1. 「やさしいチーム」の正体──それは、相互理解の土台
一般的にイメージされる「やさしさ」と、組織論におけるそれは異なります。
真の『やさしいチーム』とは、メンバー同士が互いを深く尊重し、「何を言っても否定されない」という安心感が根底にある組織のことです。
これは、Googleが提唱した「心理的安全性」の高い状態とも言えます。 メンバー一人ひとりが、自分の弱みや本音をさらけ出し、安心して意見を述べることができる。この土台があって初めて、私たちは仮面を脱ぎ、本質的な議論ができるようになります。
孤独(Lonely)から、唯一無二(Only)のチームへ
多くの組織では、個々がバラバラに機能し、失敗を恐れて心を閉ざしています。
これでは、どれだけ優秀な人材を集めても、足し算にしかなりません。
しかし、互いの価値観や背景を理解し合う「やさしさ」が介在することで、孤独だった個人の力は掛け算となり、他にはない唯一無二(Only)のチームへと昇華されるのです。
2. なぜ「やさしさ」が仕事の効率を劇的に上げるのか?
「やさしいチーム」がビジネスにおいて強力な武器になる理由は、感情論ではなく、極めて論理的なメカニズムに基づいています。
① コミュニケーションコストの最小化
ギスギスしたチームでは、「これを言ったら怒られるかも」「どうせ否定される」という防衛本能が働き、報告や相談が遅れます。
一方、信頼関係があるチームでは、オープンなコミュニケーションが当たり前になります。誤解や忖度がなくなることで、問題解決の初動が劇的に早まり、結果としてプロジェクトの進行速度が向上します。
② 意思決定の高速化(Speed)
信頼関係が築かれていると、腹の探り合いをする必要がありません。
「あの人が言うなら、一度やってみよう」というポジティブな合意形成が素早く行われます。互いの意見を尊重しつつ、良いアイデア即座に採用されるため、変化の激しい時代においても効率的なプロジェクト運営が可能になります。
③ ストレス減による「脳のパフォーマンス」最大化
過度なプレッシャーや人間関係のストレスは、脳の機能を低下させます。
チームメンバーが支え合い、ポジティブな職場環境を作ることは、メンタルヘルスの維持だけでなく、一人ひとりの創造性や思考力をフルに発揮させるための「環境投資」なのです。
3. メンバーの「幸動力」に火をつける
株式会社できる が大切にしている『幸動力(こうどうりょく)』
──それは、幸せに主体的に動く力です。 やさしいチーム環境は、この「幸動力」を引き出すための必須条件です。
挑戦と学習のサイクル
失敗が許容される「やさしい」環境だからこそ、メンバーは新しいことに挑戦できます。
「失敗しても、このチームなら学びとして受け止めてくれる」という確信が、成長意欲を刺激し、組織にイノベーションをもたらします。
承認が生む「自分ごと」の責任感
一方的な命令ではなく、互いに貢献を認め合う(承認)文化があるチームでは、仕事が「やらされ仕事」から「自分の仕事」へと変わります。
「自分はこのチームに必要とされている」という自己効力感は、誰に言われなくとも目標に向かって走り出す、強力なエンジンとなります。これこそが、幸動力コーチ杉本が目指す『幸働力(幸せに働く力)』の源泉です。
4. 幸動力コーチ杉本の視点: 経営者は「弱さ」を見せてもいい
私はこれまで、数多くの中小企業の経営者様と向き合ってきました。
皆さん、責任感が強く、真面目で、そして孤独でした。「自分が強くあらねば、会社は潰れる」と、歯を食いしばっている方ばかりです。
しかし、あえて言わせてください。 「強さ」だけで引っ張るリーダーシップの時代は終わりました。
私が『幸動力コーチング』や『レゴ®シリアスプレイ®』を通じてお伝えしているのは、「リーダーも、一人の人間として、チームに頼っていい」ということです。
あなたが鎧を脱ぎ、本音(Who)を語り、メンバーの言葉に耳を傾ける。その「やさしさ」を見せた瞬間から、組織は変わり始めます。
社員は、完璧な社長についていきたいのではありません。 「人間らしいあなた」と共に、未来を作りたいと願っているのです。
5. まとめ:未来への一歩を、ここから
やさしいチームを作ることは、単なる職場の雰囲気作りではありません。
それは、仕事の質を向上させ、メンバーの幸福感を高め、そして組織全体を「自走する強い集団」へと変えるための、最も賢明な経営戦略です。
組織にとっても、個々のメンバーにとっても、計り知れない価値をもたらすこの変革。 あなた一人で抱え込まず、まずはチームの「対話」から始めてみませんか?
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「頭ではわかっているが、具体的にどうすればいいかわからない」
「今のメンバーで、本当に変われるのだろうか?」
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