経営者の情熱が「空回り」する正体。社員との温度差を埋め、組織を加速させる「外部参謀」の視点
- 嵩龍 杉本

- 9 分前
- 読了時間: 4分
その『情熱』が空回りしていませんか?――社員との心の距離を埋め、共に笑える組織へ

「なぜ、あんなに熱く語ったのに、みんなの顔は曇っているんだろう……」
経営者として、あるいはリーダーとして、 あなたは誰よりも会社の未来を思い、社員の幸せを願い、眠れぬ夜を過ごしてきたはずです。 そして、その想いを形にするために、実務を一手に引き受けてくれる心強い「番頭(右腕)」もいる。
それなのに、ふと周りを見渡すと、あなたと現場の間には、埋めようのない深い「溝」があるように感じることはありませんか? 社長の言葉が、社員には「重圧」や「強要」として届いてしまっている。 その孤独感(Lonely)は、経験した者にしかわからない、胸を締め付けるような痛みです。
今回は、22年間、経営の最前線で同じ痛みを味わい、160社以上の組織と向き合ってきた私、杉本が、「情熱の空回り」を「組織の幸せな原動力」に変革する方法を、そっとお伝えします。
1. 「Lonely(孤独)」を「Only(唯一無二の使命)」へ
経営者の孤独は、避けられないものです。
しかし、その孤独を「誰も分かってくれない」という嘆きの中に置いておくと、あなたの情熱は、いつしか独りよがりな叫びになってしまいます。
私が大切にしているのは、その孤独を「自分にしかできない唯一無二の覚悟(Only)」へと昇華させることです。
社員があなたの話に共感できないのは、彼らが不真面目だからではありません。 単に、社長が語る「What(何をやるか)」の中に、自分自身の「Who(私はどうありたいか)」を見出せていないだけなのです。 情熱は、相手の「在り方」と繋がったとき、初めて共鳴へと変わります。
2. 「番頭さん」という存在の、切ないジレンマ
あなたの傍には、忠実な右腕(番頭)がいるかもしれません。 彼はあなたのビジョンを形にしようと必死に動いてくれる、最高のパートナーです。
しかし、番頭さんは「組織の内側」の人間です。
社長を傷つけたくないから、本当の現場の冷めた空気感を伝えきれない。
社長への忠誠心が強いあまり、社員側の視点に立ちきれない。
内側にいる人間だけでは、どうしても見えない「死角」が生まれます。
これは番頭さんの能力不足ではなく、組織という構造が生んでしまう、切ないジレンマなのです。
3. レゴ®が教えてくれる、言葉にならない「本音の景色」
そこで必要になるのが、利害関係のない、しかしあなたの哲学を深く理解する「外部参謀」という存在です。
私は、レゴ®シリアスプレイ®という手法を使い、社内の「見えない溝」をテーブルの上に可視化します。
「今日はレゴを使って、皆さんの”120%の未来の景色”を作ってみましょう」
ブロックを手に取ると、不思議なことが起こります。
普段は沈黙を守る社員たちが、自分の手で作ったモデルを通して、驚くほど純粋な「本音」を語り始めるのです。
「実は、社長のあの言葉で救われていたんです」
「でも、今のスピード感には不安もあって……」
社長であるあなたが、外部参謀を介して、冷静に、そして温かくその本音を受け止める。 その瞬間、凍りついていた組織の空気が、ふわりと溶け出します。
杉本の視点:私もかつて、空回りの中にいました
私は、家業の繊維加工会社で22年間、経営の舵取りをしてきました。
バブル崩壊、リーマンショック……。 資金繰りに苦しみ、社員に厳しい判断を伝えなければならなかった時の、あの胃を抉られるような感覚。今でも鮮明に覚えています。
「社長の気持ちなんて、誰も分かってくれない」 そう思っていた私が救われたのは、自身の「在り方(Who)」を見つめ直し、無理な努力ではなく「幸せに動く力(幸動力)」に気づいた時でした。
外部参謀としての私の役割は、経営手法を教えることではありません。
あなたが本来持っている「情熱の種」を、社員の心という土壌に、正しく、優しく植え直すお手伝いをすることです。
結論:もう、一人で抱え込まなくていい
社長。あなたの情熱は、決して間違っていません。
ただ、その伝え方と、受け取り方の間に、小さなボタンの掛け違いが起きているだけです。
「外部参謀」という客観的な鏡を持つことで、あなたは孤独なリーダーから、社員と共に幸せを導く「幸導者」へと進化できます。
あなたの120%の未来。 今年の年末、社員全員が晴れやかな顔で、「この会社で働けて良かった」と笑い合っている景色を、一緒に作りに行きませんか?
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