経営者を襲う「まさか!の坂」を生き抜く——孤独を唯一無二の覚悟(Only)に変える哲学とは?
- 嵩龍 杉本

- 12 時間前
- 読了時間: 5分
人生には三つの坂があると言われます。
「上り坂」、「下り坂」。そして、誰もが予測できない「まさか!という坂」です。
2024年、私たちの愛する石川県を襲った未曾有の震災。そして、追い打ちをかけるような豪雨。 多くの経営者が、この「まさか」という断崖絶壁の前に立ち尽くしたはずです。
「なぜ、今なのか」 「これからどうすればいいのか」
暗闇の中で、誰にも言えない重圧を背負い、天井を見上げる夜。その孤独は、組織を率いるリーダーにしか分からない、鋭く冷たい痛みです。
今回は、わたし、株式会社できる代表・幸動力コーチの杉本嵩龍が、自身の会社整理という絶望から掴み取った「Lonely(孤独)」を「Only(唯一無二)」へ変える哲学。そして、この「まさか」の坂を乗り越えるための『幸動力』についてお伝えします。
経営者を襲う「まさか!の坂」を生き抜く——孤独を唯一無二の覚悟(Only)に変える哲学とは?

「まさか」の坂は、あなたの「鎧」を剥ぎ取る
2024年1月、石川で起きた震災は、多くの経営者から「当たり前」を奪い去りました。
工場、店舗、販路、そして共に歩んできた仲間。目に見える資産(What)が崩れ去ったとき、経営者の心に突きつけられたのは、あまりにも残酷で本質的な問いでした。
「すべてを失ったあなたは、一体何者(Who)なのか?」
順風満帆なとき、私たちは「社長」という肩書きや「売上」という数字の鎧に守られています。しかし、「まさ」の坂に突き落とされたとき、その鎧は無力です。
多くのリーダーは、この恐怖から逃れるために、さらに無理な努力(Do)を重ねようとします。
ボロボロの体を引きずり、気力だけで動こうとする。しかし、内側の「Who(在り方)」が整わないままの行動は、やがて心を摩耗させ、枯渇させてしまいます。
44歳で会社を手放した、私の「まさか」
私、杉本嵩龍も、人生の「まさか」を経験した一人です。
家業を継ぎ、22年間、石川の地で繊維加工会社を守ってきました。バブル崩壊、リーマンショック。襲い来る荒波を、歯を食いしばって乗り越えてきました。
しかし、44歳のとき。私は自らの手で、その歴史に幕を閉じる決断をしました。 会社を整理し、昨日まで「社長」と呼んでくれた従業員たちの解雇通知を書く。あのとき味わった、無力感、自己否定と圧倒的な孤独感。それはまさに、出口のない「まさか!の坂」の底でした。
けれど、今ならはっきりと言えることがあります。
その絶望は、私が「自分の本音(Who)」と出会うための儀式だったのだと。
鎧をすべて剥ぎ取られたときに残った、ちっぽけで、けれど消えることのない「誰かの役に立ちたい」という小さな火種。それが今の『幸動力コーチング』の原点となりました。
「Lonely(孤独)」を「Only(唯一無二)」の覚悟へ昇華させる
経営者は孤独です。
特に石川の震災のような極限状態において、その孤独は深まるばかりでしょう。 しかし、私はその孤独(Lonely)を否定しません。
孤独とは、あなたがその組織、その人生のハンドルを、誰にも譲らずに握っているという「証」だからです。
大切なのは、その孤独を「寂しさ」として終わらせるのではなく、「自分にしかできない役割(Only)」への覚悟へと昇華させることです。
なぜ、私はこの場所で経営を続けているのか?
この苦難を通じて、私はどんな景色を次世代に見せたいのか? など
この「Why」が定まったとき、孤独は「誇り」に変わります。
「誰にも分かってもらえない」というLonelyが、「自分にしか果たせない」というOnlyに変わった瞬間、停滞していたエネルギーが動き出します。
これが、私が提唱する『幸動力(幸せに動く力)』の正体です。
120%の未来から今を逆算する(バックキャスティング)
「まさか」の坂の途中にいるとき、人はどうしても足元(現在の問題)ばかりを見てしまいます。しかし、泥濘(ぬかるみ)を見つめていても、足は前に進みません。
だからこそ、私たちは「バックキャスティング」という手法をとります。
震災の傷跡も、経営の苦悩も、すべてを飲み込んだ先の「120%の未来」をまず描くのです。
「今年末、自分は誰と、どんな笑顔で、どんな言葉を交わしているか?」
その未来の景色(ゴール)から逆算して、今日、この瞬間の「在り方」を決める。 現状の延長線上に答えはありません。未曾有の「まさか」が起きたのなら、そこから描く未来もまた、これまでの常識を超えた「まさか!」と思えるほど輝かしいものであっていいのです。
幸動力コーチ 杉本嵩龍の視点:あなたの隣で、ただ「聴く」ということ
私はコーチとして、多くのリーダーの「まさか」に立ち会ってきました。
特に石川の震災後、多くの経営者と対話する中で感じるのは、彼らが求めているのは「正論」や「コンサルティング」ではない、ということです。
「解決策はいらない。ただ、自分の心の声を聴いてほしい。」
私の幸動力コーチとしてのクレド(約束)は、
「あなたが自分でも驚くような力をすでに持っていると信じる」ことです。
どんなに深い坂の底にいても、あなたの内側には必ず、次に進むためのエネルギーが眠っています。
私は、そのエネルギーを遮っている「感情の澱(おり)」を取り除き、再びあなたが「Only」の道を歩み出すための伴走者であり続けたいと考えています。
結論:その「まさか」は、新しい物語の序章
「まさか!の坂」は、あなたを壊すために現れたのではありません。
これまでの「義務」や「犠牲」による経営を卒業し、あなたの本質に基づいた「幸動力」による経営へとシフトするための、大きな転換点です。
石川の地で、震災という過酷な経験を通り抜けたあなたには、世界中であなたにしか語れない物語(Only)が宿っています。
一人で抱え込まないでください。
その孤独を力に変え、再び「幸せに動く」ための準備を、今ここから始めませんか。
あなたの「Only」を見出す、90分間のエグゼクティブ・セッション
現在、石川県内外の経営者・リーダーの方を対象に、幸動力コーチングの個別体験セッションを実施しています。
「まさか」の坂の前で立ち止まっている方、言語化できない孤独を抱えている方。 杉本嵩龍が、あなたの「Who(在り方)」を整え、次なるステージへの突破口を一緒に探りにいきませんか。



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