能登半島地震 地域課題で広がるカタチ〜私のアイディア、レゴで表現
- 嵩龍 杉本
- 4月16日
- 読了時間: 3分
「未来を語るのは、大人だけじゃない。」
震災を経験した地域だからこそ、今、子どもたちと一緒に「これからのまち」を考える機会が求められています。
【門前町の未来をつくる】能登半島地震 復興支援の特別授業を開催します(輪島市門前町)
2024年元日に発生した能登半島地震。今もなお、復旧・復興の道のりが続いています。
その中で私たちは、「子どもたちが自分の声で未来を語れる場をつくりたい」という思いから、輪島市門前町での特別授業・ワークショップの開催に至りました。
この活動は、北陸中日新聞にも【4月15日】に取り上げていただいています。
🏫 中学生・小学生・保護者・地域の方々が一堂に集う場
今回の会場は、輪島市門前町にある門前中学校。ここでは、能登半島地震で被災した周辺の小学校に通っていた生徒たちも一緒に学んでいます。
特別授業では、
中学生
小学生(高学年)
保護者
地域の方々
が一緒に集まり、「門前町の魅力」や「これからの未来」について、**レゴ®シリアスプレイ®**という手法を用いて語り合います。
🧱 レゴ®シリアスプレイ®で、誰もが参加できる場づくり
今回のワークショップでは、門前町みらいづくり新興会様よりご依頼をいただき、レゴ®ブロックを使った「レゴ®シリアスプレイ®」を導入します。
これは、年齢や立場にかかわらず、
自分の思いや願いを「カタチ」にして表現し、
その作品をもとに対話をする
というプロセスを通して、誰ひとり取り残さず意見を可視化し、共有することができるメソッドです。
🏘 前例:金沢市三谷地区での実績
実は昨年度、金沢市三谷地区にて、閉校となった小学校の跡地活用と地域の未来について、同じくレゴ®シリアスプレイ®を使ったワークショップを3回にわたって実施しました。
延べ350名以上が参加し、子どもから高齢者まで、立場を越えて地域の未来を語り合いました。その結果、多様な意見を集約し、地域としての提言書も作成することができました。
この成功体験をもとに、今回の門前町でも、同様のプロセスで進めていきます。
🤝 皆さまへのお願い
門前町にお住まいの方、門前町にご縁のある方、そして、この地域の未来に思いを寄せてくださるすべての方へ。
ぜひ、この特別授業とワークショップの開催情報を、周囲の方にご共有いただけませんか?
子どもたちが、そして地域が、自らの声で未来を描けるように——私たちはこれからも、現場の声に寄り添いながら、復興支援の一助となる活動を続けてまいります。

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