「話が通じない部下・上司」との関わり方|ワニ脳をしずめるビジネスコーチング術
- 嵩龍 杉本
- 8月19日
- 読了時間: 3分

話が通じないのはなぜ?——「ワニ脳」を知るとコミュニケーションが変わる
こんにちは。株式会社できるの杉本です。
組織の中で「なぜか話が通じない」「議論しても平行線」と感じた経験はありませんか? 実はその原因は相手の能力や性格ではなく、脳の使われ方にあるかもしれません。
先日読んだ『あいては人か 話が通じないときワニかもしれません』は、まさにビジネス現場のコミュニケーションに役立つ視点を与えてくれる一冊でした。今回はコーチングの視点で要点をまとめます。
3つの脳が私たちを動かしている
人間の脳は大きく3つの層で働いています。
ワニ脳(爬虫類脳) 生存本能が中心。ストレスを感じると「攻撃・逃げる・固まる」の反応をとる。 → この状態では建設的な対話はほぼ不可能です。
サル脳(哺乳類脳) 感情や共感を司る。安心感やつながりを求める働きをする。 → 信頼関係のベースを築く部分。
ヒト脳(新皮質) 理性・論理的思考を担う。冷静な判断や未来志向の会話ができる。
私たちは普段「ヒト脳」で会話しているつもりでも、実際は相手がストレス状態にあると「ワニ脳」が優位に働き、理屈が届かなくなります。
ビジネスに活かす3つのポイント
1. まずは安心をつくる
相手がワニ脳モードでは、どんなに理屈を並べても逆効果。 穏やかな声のトーン、共感の言葉、落ち着いた態度で「安全だ」と感じてもらうことが第一歩です。
2. 感情と論理の両方に触れる
「効率が上がります(論理)」だけではなく、 「一緒に取り組めると心強いです(感情)」を添えると、相手は聞く体制に入りやすくなります。
3. 自分自身のワニ化に気づく
上司・リーダーほど多忙でストレスを抱えやすいもの。 「つい強い口調になる」「すぐ結論を迫ってしまう」といった自分のクセに気づき、深呼吸やセルフケアでリセットすることが大切です。
コーチング現場での実感
私が行う対話型研修やコーチングでも、「話が通じない状態」=相手のワニ脳が優位という理解を共有すると、ぐっと場が落ち着きます。 そして「安心」「共感」「論理」という順番で会話を設計することで、チームの対話が驚くほどスムーズになるのです。
まとめ
話が通じないとき、相手は「ワニ脳モード」かもしれない
安心 → 共感 → 論理、この順番で信頼関係が築ける
自分のワニ化にも気づき、セルフケアを忘れない
株式会社できるでは、こうした脳科学や心理学の知見を取り入れながら、経営理念の浸透・チームビルディング・人材育成を支援しています。 「話が通じない」を「分かり合える」に変えるコミュニケーションを、一緒に体験してみませんか?
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